子供と一緒に月や惑星を観察するのはとても素敵で楽しいと思います。
ですが、望遠鏡などなかなか触れる機会もなく、実際使いこなせるのか心配ですよね？そこでこちらでは初心者向けの天体望遠鏡とその仕組みをご紹介します。
天体望遠鏡の仕組み
天体望遠鏡は、宇宙や天体の観察に使用される光学機器です。主な目的は、遠くの天体や宇宙現象をより詳細に観察することです。
仕組み
天体望遠鏡は大きく分けて3つのパーツからできており、それぞれ鏡筒・架台・三脚と呼ばれます。
操作が難しそうに見えても、架台に注目して選べば、子どもや初心者でも簡単に扱える物もあります。
ただし、説明書を読まずにすぐ使えるほど簡単とはいえず、経験や多少の力も必要となりますので、子供と天体観測を楽しむなら、しっかりサポートをしましょう。
引用：mybest
選び方ポイント
- 全体の使いやすさ
- お値段
以上の2点を選び方のポイントとしおすすめの天体望遠鏡をご紹介します。
使いやすさ
望遠鏡の仕組みに戻りますが、鏡筒・架台には各2種類のタイプがあります。操作性や機能性などの違いですが、今回は子供向けとして鏡筒は屈折式、架台は経緯台の組み合わせを選びます。
初心者や一般向けの天体望遠鏡になりますので、さらに詳しくお調べになりたい場合はこちらをご覧ください。
おすすめの天体望遠鏡
ケンコー・トキナー スカイウォーカー
お値段的にも入門には持って来いではないでしょうか？
LANDOVE 天体望遠鏡 70400AZ
微調整は難しいが、組み立てやすくコンパクト! スマホアダプター付属。
スコープテック ラプトル５０
簡単に使えること、驚くほど見えること、を追求した初心者向けの望遠鏡。
ビクセン スペースアイ700
組み立ては難しくなく軽量で天体もよく見える。スマホアダプター付属。
リゲル60
誰でも扱いやすく組み立ても簡単。見え方も美しいくイチオシ商品。スマホアダプター付属。
以上がおすすめの天体望遠鏡になります。
スコープテック ラプトル５０の観察、実践動画がありましたのでご紹介します。
快適に観測するための注意点
観測を快適に行う為のポイントをご紹介します。
明るいうちに観測場所を決め準備する
安全に天体観測を行うため、明るいうちに観測場所を決めておきます。また、周囲が明るいと観測しにくくなるため、街頭の灯りなどが少ない開けた場所が見やすいポイントです。山中で観測する時は野生動物に、道路がある場所では車に十分気をつけてください。
日の入りや今の時期どのような天体が見られるのかを事前にチェックしておくとスムーズに観測できます。また、ファインダーの調節も明るいうちに行う方が良いので、時間に余裕をもって準備しておきましょう。
暗闇に目を慣れさせる
天体観測するときは暗闇に目を慣れさせてから行います。安全な範囲で懐中電灯を消し、10分ほど明かりを見ずに目を慣らしましょう。また、月以外の天体を見る場合は、月明かりがあると観測しづらいです。観測には空が明るくならない月のない日を選ぶと星が見やすくなります。
防寒、虫よけなどの備えをする
冬の天体観測には必ず防寒対策が必要です。夏場でも予想以上に冷えるケースもあるので、念のため防寒着を用意しておくようにしましょう。また、屋外での観測時には椅子やレジャーシート、虫よけスプレーなども準備しておくと便利です。星座早見表やコンパスなども忘れずに持参しましょう。
使用後は必ずメンテナンスをする
天体望遠鏡は精密機械なので熱や衝撃には十分気をつけましょう。使用後のお手入れはホコリや汚れだけを落とし、傷つけないのが基本です。また、保管にあたっては寒暖の差が小さく、カビの発生を防ぐために風通しのいい場所を選びましょう。
使用後は以下のお手入れを行なってから保管しましょう。
- 必ず鏡筒にキャッブをする
- レンズのほこりは拭き取らずに、エアダスターで吹き飛ばす
- レンズに指紋や汚れが付いたときは、市販のクリーニング液とクリーニングペーパーで軽く丁寧に拭き取る
指紋の油分は放置すると取れにくくなります。すぐに対処しましょう。特に精密に調整されているレンズは、決して自分で分解してはいけません。また、鏡筒はレンズより比較的キズにも強いですが、強力クリーナーやツヤ出し剤は使用できないので気をつけてください。
まとめ
天体望遠鏡は高価で難しイメージがありますが、初心者向きで操作も簡単な物を選び、お子さんと一緒に観測してはどうでしょう。
観測の際は注意点を確認し万全な体制で行ってください。
